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「福岡移住はやめとけ」と言われた経験はありますか?住みたい街ランキングで常連の福岡ですが、実際に移住した人の中には「こんなはずじゃなかった」という声があるのも事実です。
よかとこ福岡編集部が移住者の声を集め、よく挙がるデメリットを整理しました。デメリットを事前に知っておくことが、後悔しない移住への第一歩です。
まず全体像を把握しましょう。
| カテゴリ | 主なデメリット | 深刻度 |
|---|---|---|
| 仕事・年収 | 平均年収が東京より低い、求人規模が小さい | ★★★ |
| 交通 | 車の運転感覚の違い、強風・大雨による遅延 | ★★☆ |
| 生活インフラ | 夏の暑さ・PM2.5、ゴミ出しルールが複雑 | ★★☆ |
| 気候 | 台風・大雨の多さ、冬の乾燥 | ★★☆ |
| 文化・エンタメ | 大型テーマパークなし、アーティスト公演が少ない | ★☆☆ |
| アクセス | 東北・北陸・東海方面への移動が不便 | ★☆☆ |
「深刻度★★★」の仕事・年収の問題は移住前に必ず検討が必要です。一方、★☆☆の項目は生活に慣れれば気にならなくなることがほとんどです。
編集長デメリットの多くは『慣れ』や『工夫』で乗り越えられるものなんだよね。本当に気をつけるべきは年収面の準備だと思う。
移住した後で『給料が思ったより低かった』と感じる人が多いので、そこだけは移住前にしっかりシミュレーションしておくことをおすすめします!
福岡の夏は高温多湿です。7〜9月の最高気温が35℃を超える日も珍しくなく、体感気温は東京以上と感じる人が多いです。また、春(3〜5月)は大陸から飛来するPM2.5の濃度が高まる日があります。
対策: 夏は節電よりも健康優先でエアコンを使うことが重要です。PM2.5については環境省が提供する「そらまめ君」で日々の大気状況を確認し、濃度が高い日はマスク着用・外出控えめにするだけで対策できます。
福岡市の家庭ごみは、主に「燃えるごみ」「燃えないごみ」「空きびん・ペットボトル」「粗大ごみ」の4分別です。燃えるごみは週2回、燃えないごみと空きびん・ペットボトルは月1回の収集が基本ですが、収集日は住所によって異なります。曜日・収集場所・袋の種類が決まっており、慣れるまで混乱する移住者も多いです。
対策: 引越し後は、福岡市の家庭ごみルールブックや「ごみの持ち出し日」検索ページで、住むエリアの収集日を確認しましょう。指定袋はスーパーやコンビニなどで購入できます。マンションの場合は、建物独自のごみ置き場ルールもあわせて確認しておくと安心です。
福岡市内でも地域によって都市ガスとプロパンガスが混在しています。プロパンガスの物件は都市ガスと比べて月に数千円〜1万円ほど光熱費が高くなる場合があります。
対策: 物件選びの段階でガスの種類を必ず確認しましょう。都市ガス対応物件を選ぶだけで年間数万円の節約につながります。
編集長夏の暑さはけっこう本格的だよね。でも冬が東京に比べて温かいので、トータルの光熱費は大きく変わらないことが多い。
PM2.5は意識し始めると大したことないんですが、最初は気になりました。3月に花粉×PM2.5のダブルパンチがきつかったです(笑)。
厚生労働省の賃金統計などを見ると、東京都の賃金水準は福岡県を上回っています。福岡移住では、同じ職種でも給与が下がる可能性があるため、転職前の条件確認は欠かせません。
これは福岡が「悪い」というより、大企業の本社・グローバル拠点が東京に集中しているためです。同じ職種でも福岡に来ると給与が下がるケースは実際にあります。
対策: 福岡市は東京都区部より物価水準が低い傾向にありますが、生活費は家賃・車の有無・世帯構成によって大きく変わります。移住前に、家賃・交通費・教育費・帰省費まで含めて個別に試算しておくことが大切です。
福岡にも西日本シティ銀行、クラフティア(旧・九電工)など地場の有力企業はありますが、グローバル案件や本社機能の選択肢は東京ほど多くありません。
対策: IT・DX系の職種であれば、福岡に住みながら都市部の企業に在籍する働き方も選択肢になります。大手・外資系に絞らず、地場企業、スタートアップ、リモートワーク可能な企業まで視野を広げるのがおすすめです。
編集長仕事面のデメリットは確かにあるけれど、地方中堅企業でポジションアップしたり、スタートアップで経営に近い仕事ができたりと、東京にはない機会もあるよ。
同期が100人いる大企業より、20人の会社で採用全体を任せてもらえる環境の方がキャリア的に早く成長できた、という声もよく聞きます。
福岡市内では交差点での無理な右折・黄信号での強引な通過など、他県より強引な運転が多いと感じる移住者が少なくありません。地元では「福岡マナー」と半ば公認の形で語られています。
対策: 歩行者として外を歩くときは横断歩道での「青だから絶対安全」という意識を捨て、左右確認を徹底することが大切です。自分が車を運転する場合も、周囲の車の動きに慣れるまで時間の余裕を持って行動しましょう。
福岡は台風の通り道に位置することも多く、強風時に地下鉄以外(西鉄・JR等)が運休・遅延することがあります。
対策: 主な移動手段を地下鉄にできるエリアに住むと天候リスクを減らせます。また、台風シーズン(7〜10月)には余裕を持ったスケジュールを心がけましょう。
編集長地下鉄沿線に住むと、台風の日もかなり安心だよね。西鉄やJRは郊外方面だと止まることがあるから、勤務先のアクセスと沿線を事前に確認しておくのが大事。
博多駅や天神駅は地下街が発達しているので、雨の日でも移動が快適なんですよね。これは意外な福岡の強みだと思います。
福岡に移住してみて「意外と不便だった」と感じる移住者が一定数いるのが、エンタメ環境です。
東京ディズニーリゾート・USJに相当する大型テーマパークが福岡近郊にはありません。子どもが大きくなるにつれてテーマパークへの需要が出てきたとき、飛行機や新幹線が必要になります。
ただし、九州内には長崎のハウステンボス(車・高速バスで約2時間)や熊本のグリーンランドなど、日帰り〜1泊で楽しめる施設があります。「ディズニーに年1〜2回行けたらいい」程度であれば、飛行機で東京まで行く選択も十分現実的です。
対策: テーマパーク依存度が高い家庭は、年間何回行くか・費用はどうなるかをシミュレーションしてから移住の是非を判断しましょう。
有名アーティストのライブツアーは東京・大阪・名古屋・福岡の順で日程が組まれることが多く、福岡会場は設定されないか、東京・大阪より後になるケースがあります。海外アーティストは福岡をスキップすることも少なくありません。
対策: PayPayドーム・マリンメッセ福岡など大型会場は整備されており、主要な国内アーティストはほぼ福岡公演があります。どうしても観たいアーティストがいれば、大阪・東京に「ライブ遠征」という楽しみ方に切り替える移住者も多いです。
福岡市美術館・九州国立博物館(太宰府)など主要施設はありますが、東京・大阪に比べると規模・巡回展の頻度が少ない傾向があります。
対策: 大型特別展は東京・大阪が先行するケースが多いですが、福岡でしか見られない九州・アジア文化に関連した展示も多くあります。文化芸術への接し方を「東京基準」から「福岡基準」に切り替えると新しい楽しみが増えます。
編集長エンタメは『東京と比べれば少ない』は事実。でも、グルメ・自然・温泉・国内旅行の充実度で相殺されるという意見も多いよ。
私もライブは遠征を楽しみにするようになりました。たまに東京に行くのが非日常のイベントになって、特別感を感じられます。
福岡の四季は魅力的ですが、気候面の課題を知らずに移住すると戸惑うことがあります。
福岡の梅雨入りは例年6月上旬〜中旬ごろで、明けは7月中旬〜下旬ごろが多いです。梅雨の期間中は大雨・集中豪雨による河川増水や土砂災害が発生することがあり、特に糸島方面や早良区など山沿いのエリアは注意が必要です。
対策: 気象情報をこまめに確認する習慣をつけましょう。ハザードマップで居住エリアの浸水リスクを事前に確認しておくことも重要です。
九州北部は台風が上陸・接近しやすいルートに位置しています。年に数回、コース次第では暴風雨による電車の遅延・運休、停電、冠水が発生します。
対策: 台風シーズン(7〜10月)は水・食料を数日分備蓄しておくと安心です。引越し荷物が落ち着く前に台風シーズンに突入するケースもあるため、防災グッズは入居初日から準備を。
中国大陸から飛来する黄砂とPM2.5が3〜5月に集中することがあります。目・鼻・喉の症状が出やすい方は、移住後最初の春に体調変化を感じることがあります。
対策: PM2.5は環境省の「そらまめ君」、黄砂は気象庁の黄砂情報などで確認できます。気になる日は、洗濯物の外干しを控える、外出時間を調整する、不織布マスクを活用するなど、無理のない範囲で対策しましょう。
福岡の夏(7〜9月)は最高気温35℃超の日もあり、湿度が高い蒸し暑さが続きます。一方、冬(12〜2月)は雪が積もることは少ないものの、北西風が強く、体感温度が数字より低く感じる日があります。
対策: 夏はエアコン必須、冬は防風機能のある上着が活躍します。「暖かい九州」というイメージで軽装備で引越すと冬に後悔することがあるため、防寒グッズは揃えておきましょう。
編集長梅雨の雨量はけっこう多くて、自転車通勤を考えている人は覚悟が要るね。ただ、ゲリラ豪雨が一瞬で終わることも多いから、東京と似た感じではある。
黄砂は初年度が一番きつかったです。2年目からは事前に準備できるようになって、気にならなくなりました。習慣の問題ですね。
福岡は九州の玄関口として東南アジア・韓国・中国への航空路線が充実している一方、国内の東北・北陸・東海方面へのアクセスは不便です。
東北・北陸・甲信越に実家・親族がいる場合、帰省コストが大幅に増えます。年2〜3回の帰省で飛行機代が年間10〜20万円増になるケースも。
対策: LCC(格安航空会社)を活用すれば帰省費用を抑えられます。福岡空港はLCCも多く乗り入れており、早期購入で往復1〜2万円台になることもあります。また、「両親に福岡に来てもらう」という逆発想で観光がてら来訪してもらう家族も多いです。
編集長福岡は韓国・上海・台湾には近いのに、仙台より遠いという不思議な位置関係があるんだよね。国内の『東側』へのアクセスが弱点。
北陸出身の知人が福岡移住後の帰省コストで悩んでいました。帰省費用を年間予算に組み込んでシミュレーションすることをおすすめします。
「九州の人は排他的では?」と心配する声もありますが、実際は移住者の多い福岡(特に都市部)では外から来た人への距離感はそれほど大きくありません。移住者コミュニティも活発で、毎月のように移住者向けイベントが開催されています。
ただし、古くからの地元コミュニティ(自治会・学区など)では地元愛が強く、溶け込むのに時間がかかるケースもあります。
対策: 移住者向けのコワーキングスペースやイベントから人間関係をつくり始めるのが最もスムーズです。「福岡移住計画」等の移住支援組織が定期的にイベントを主催しています。
博多弁・北九州弁は独特ですが、若い世代は標準語に近い話し方をするケースが多く、意思疎通には支障がないことがほとんどです。「〜ばい」「〜と?」などの語尾は聞いているうちに自然に理解できるようになります。
編集長福岡の人はフレンドリーな人が多いよ。居酒屋でちょっと話しかけたらすぐ仲良くなれた、って移住者から聞くことが多い。
食の場が多いせいか、食卓を囲むコミュニケーションが自然と生まれる文化がありますね。
実際に福岡移住を経験した方から聞いた、移住前に注意したい失敗談をまとめました。
繁忙期に引越しして費用が予算オーバー
「3月末の引越しで、見積もりより10万円以上高くなってしまいました。繁忙期を避けるべきでした」(30代・単身移住)
転職先を決めずに移住してしまった
「先に住まいを移して仕事を探そうとしたが、収入がない期間が3ヶ月続いてかなり焦りました。やはり移住前に内定をとっておくべきだったと思います」(20代・東京から移住)
プロパンガスの物件を選んでしまった
「光熱費が毎月予算より8,000円ほど高く、年間10万円近い差になりました。物件選びでガスの種類を確認すべきでした」(30代・ファミリー移住)
車を手放さずに移住してしまった
「福岡都心部は駐車場代が月1.5〜2万円かかり、維持費だけで年間40万円以上に。地下鉄で十分生活できるエリアに住むなら手放すべきでした」(40代・家族移住)
編集長失敗談のほとんどは『事前調査不足』に集約されるね。この記事を読んでいる人は、すでに一歩先を行っているよ。
情報を集めて準備するだけで、多くの失敗は避けられます。あとは現地に実際に行って確かめることも大事ですよ。
移住先での想定年収と月々の生活費を比較し、「月に◯万円の余裕が生まれる」という数字を確認してから動きましょう。生活費が下がっても年収の下落幅が大きければ、生活の余裕は減ります。
仕事なしで移住すると、収入のない期間が長引くリスクがあります。移住前に内定または在職のままリモートワーク契約を取り付けてから住所を移すのがもっとも安全です。
実際に住む街の雰囲気・通勤ルート・近隣のスーパーやカフェを自分の目で確認してから物件を決めることで、移住後の「思ってたのと違う」を大幅に減らせます。
「福岡移住計画」「よかとこ福岡コミュニティ」など移住者向けのオンライングループやイベントに移住前から参加しておくと、現地情報が得られ、知り合いもできます。
デメリットを十分に把握したうえで、よかとこ福岡編集部が福岡移住をおすすめする理由を率直に伝えます。
年収が下がっても「生活の質」を維持・向上させたい人、都市機能と自然環境を両立させた暮らしを求める人に、福岡は強くおすすめできます。
仕事面での年収ダウンを懸念する声が最も多いです。東京と比べて平均年収が低く、大企業の選択肢も少ないため、キャリア重視の方には慎重な判断が求められます。ただし生活費も低いため、実質的な豊かさは変わらないかむしろ上がることもあります。
一概には言えませんが、高温多湿という点では東京と同様か、日によっては体感温度が高く感じる場合もあります。内陸部の久留米や筑後地方は特に暑くなる傾向があります。一方で、福岡市沿岸部や福岡市外の糸島方面など、海風の影響を受けるエリアでは、暑さの感じ方が少し異なる場合もあります。
地下鉄(福岡市営地下鉄)は遅延が少なく安定しています。一方でJR・西鉄は強風や大雨・台風時に運休・遅延することがあります。勤務先へのルートが地下鉄経由かどうかで日常的な体感は大きく変わります。
移住者全体で見ると後悔している人の割合は低く、「もっと早く来ればよかった」という声の方が多いのが実態です。ただし、仕事・年収の準備を十分にせずに来た方は後悔するケースが目立ちます。準備の差が結果を大きく左右します。
都市部(福岡市内)に限っていえば、移住者が多く、外から来た人への壁は低いです。地域によって差はありますが、飲食店・コワーキングスペース・移住者イベントなどを通じて比較的早く溶け込める環境が整っています。
九州は温暖な気候のため、東北・関東出身者には「虫が多い」と感じるケースがあります。ゴキブリの活動期間が長く、夏は特に注意が必要です。1階や古い物件は虫が出やすいため、物件選びで階数・築年数を意識することをおすすめします。
食費・家賃は東京比で安い傾向ですが、服・家電・家具などの小売品は全国的にほぼ同水準です。特に輸入品・海外ブランドは東京の旗艦店より選択肢が少ない場合があります。「何を節約したいか」によって体感が変わる点は把握しておきましょう。
福岡から東北・北陸への直行便は少なく、東京乗り継ぎや長時間移動が必要になります。年2〜3回の帰省で年間10〜20万円の交通費がかかるケースもあります。LCCの早期購入や「両親に福岡へ来てもらう」逆帰省を活用している移住者も多いです。
編集長デメリットを並べると不安に感じるかもしれないけれど、事前に知っておけば対策できるものも多いよね。
移住前はかなり不安だと思いますが、実際に住んでみると『思っていたより全然いける』と感じることの方が多いようです。
編集長一番大事なのは、移住前に年収と生活費の両方を計算しておくこと。それだけで不安の7割は消えると思うよ。
現地に行ってみてから決める、というプロセスも大事ですね。福岡の空気感は来てみないとわからない部分があります!


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